患者の権利

1. 治療を受ける権利

患者は自分の健康保護のために適切な保健サービスを受ける権利があり、性別、年齢、宗教、身分および経済的事情などを理由にこれを侵害されることはなく、医療人は正当な理由なしで診療を拒否することはできない。

2．知る権利及び自己決定権

患者は担当医師•看護士などから疾病状態、治療方法／予想結果(副作用など)、診療費用に関して十分な説明を受け、また詳しく聞くことができ、診療方法を患者自身が選択する権利を持っている。

3. 秘密保護の権利 

患者は診療に関わる身体上•健康上の秘密を保護され、医療人と医療機関は患者の同意を得ない限り、または犯罪捜査などの法律で定められた場合を除いて、その秘密をと漏らしたり、公表したりしてはならない。

健康上の秘密を保護され、医療人と医療機関は患者の同意を得ず、または犯罪捜査などの法律で定めがある場合を除き、秘密を漏洩•発表することはできない。

4. 被害の救済を受ける権利

患者は権利を侵害され、生命、身体的、金銭的被害が発生した場合、韓国医療紛争調停仲裁(02-6210-0114, www.k-medi.or.kr)に相談および救済申請をすることができる。

 

患者の義務

1.医療人に対する信頼と尊重の義務

患者は自身の健康に関する情報を医療人に正確に伝え、医療人の治療計画を信頼し、尊重しなければならない。

2. 不正な方法で診療を受けない義務

患者は診療前に自身の身分を明らかにし、他人の名義で診療を受けるなど、虚偽や不正な方法で診療を受けてはならない。